遙かなるマチョジニア

マッチョXエンジニアを目指すブログ

大好きなあの子の裸を手に入れる方法(あるいは、BOTに個人情報を盗まれる時代)

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最近ChatBOTが流行ってますね。 ChatBOTというのは基本的に

  1. ユーザからメッセージを受け取って、
  2. 受け取ったメッセージを解釈して
  3. ユーザにメッセージを返信する。

というフローですが、この解釈する部分を自分でカスタムできるBOT APIを公開して、 一般のエンジニアにもChatBOTが作れるようにするサービスも出てきました。

business.line.me developers.facebook.com

ユーザがBOTに送るメッセージでは、例えばLINE BOTの場合は

  • テキスト
  • 画像
  • 動画
  • 音声
  • 位置情報
  • スタンプ
  • 連絡先

があります(LINE Developers - BOT API - API reference)。

これはプライバシーの宝庫ですね。

では、プライバシーを抜き取ることを目的として、 それを包み隠すような建前上のサービスを考えてみます。

パッと思いつたのが「体重推定サービス」。 全身が写った写真を送ると、その人の体重を推定してくれるBOTです。 ただし、服を脱ぐと推定精度がぐっと上がります

実現可能か、なんて考えなくていいんです。最悪ランダム値でもいいんです。 目的は、プライバシーを抜き取ること。大好きなあの子の裸がゲットできるかもしれません。

他にも、「連絡先占い」。 連絡先を送ると、その人の将来を占ってくれるBOTです。 これも、適当な占い結果を返せばいいでしょう。

念のため言っておきますが、、、 上記のようなBOTを作るべきではないのは当然、 利用する側も注意しましょうということを主張しておきます。

※ということで、すみません。タイトルの前半部分は釣りです。

BOTというと、人工知能がという仮想の人間を思い浮かべてしまいます。 BOTは人じゃないんだからと、プライバシーを送信してしまうかもしれません。 でも、そのBOTの裏には必ず人がいます。BOTを作るのは当たり前ですが、人です。

エンジニアであれば、そんなこと言われなくても、、、と感じると思いますが、 LINEは老若男女が利用しており、ITのことなんてこれっぽっちも知らないユーザがたくさんいると思います。 なんとなく面白そうなBOTを見つけたから、やってみよう。と手軽に利用していると 知らないうちに個人情報を渡してしまっている、なんてことは必ず起きるでしょう。

BOTは世の中をより良くすると思います。だからこそ各企業がサービスを展開しているんだと。 ただし、同時にユーザのリテラシーを向上する、または安心して利用できる仕組みを考える必要があると思いました。