LINEスタンプを2時間で作ってみた
LINEスタンプは「もはや」儲からない。 たしかにそうだと思います。でも考え方を買えてみると、 120円払えば自分だけのスタンプを作れるんですよね。 そう考えたら安いのかなと、そしていい経験にもなるだろうから実際に作ってみました。
方針
とにかく時間をかけずに作ることを優先しました。
用意する画像は42枚
この42枚をいかに早く作るか、そこだけに焦点を絞りました。 結果、約2時間で作成できました。
※と言ったものの2回リジェクトされたので、販売までには2週間くらいかかりましたが・・・。
作ったもの
とにかく早くつくるために、適当なものを作りました。 適当とは、言い換えれば直感です。頭で思い浮かんだものをささっと描く、それだけです。
そして描いたあとにタイトルとセリフを付けました。
「キモかわいい妖怪たち」
色とか造形とか、なんにも考えてません。直感です。
作るまでの工程は大きく次の3つです。
- 40種類のスタンプの素案
- ひたすら描く
- 文字入れと透過
1. 40種類のスタンプの素案
いきなりですが、この作業はすっ飛ばしました。 とにかく直感で、アドリブでペンを走らせることに。 すみません、ただ面倒だっただけです。
2. ひたすら描く
とにかく手っ取り早く作るために選んだペイントソフトはこれ。
「MSペイント」
ここで注意が必要なのは、ペンの種類です。
起動した状態では「ブラシ」になっていますが このまま描くと、塗りつぶしの時に隙間が合いてしまいます。
なので必ず鉛筆を選択しましょう。
見た目の滑らかさは「ブラシ」のほうが良いですが、 手っ取り早くスタンプを作るためにはそんなのは我慢しましょう。
そうやって、鉛筆で描く→塗りつぶすを繰り返して 40種類の絵を描いていきます。 ちなみにこのスタンプで使った色も、デフォルトの20色です。
3. 文字入れと透過
ここはすみません、フォトショップを使ってしまいました。 有料ソフトなので、万人ができる方法ではありませんが、 GIMP等のフリーでもリッチなペイントソフトがいっぱいありますので お金をかけたくない方は探してみてください。
透過は慎重にした方がいいです。 透過しすぎや、透過漏れは厳しくチェックされます。 すごいです、数日で審査が終わるのに、ここまで細かいのかと感心してしまいます。
実際に、「は」の最後のくるっとなる部分の透過漏れ、 耳の透過のし過ぎで2回リジェクトされました。
そして審査を通ってやっと販売開始です。
※申請のときも説明文などの手間がかかりますけど、そのへんは他のサイトを参考にしてください。
まとめ
作ってみて、見なおしてみると、全然達成感はありません。 オリジナルスタンプだー!という達成感はやはり、それなりに時間をかけて作りこまないと得ることができないようです。。。 それでもいい経験になったことには違いないし、ノウハウも多少できました。なにより2時間で作れるという点がわかっただけで良かったです。
実は、このスタンプより前に自分専用のスタンプを作ってるんですが、リジェクト3回目を受けて再再再申請中です。 そっちは素案も考えて作ったので、かなり楽しみにしています。