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デッドプール感想(ほぼネタバレなし) 劇場で必ず観るべし(ただし15歳以上に限る)

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マーベルの新作映画「デッドプール」、R15指定なだけあって色んな意味で過激でした。


映画『デッドプール』予告編

元傭兵の主人公ウェイド・ウィルソンは、売春婦と恋に落ちて 記念日があるごとにその記念日になぞらえたプレイを楽しむっていう。 この設定だけでいかがわしいたったらありゃしない。

さらにウェイドはおしゃべりで、終始お下劣。 最近、アントマンガーディアンズ・オブ・ギャラクシーで グレーに近いヒーローが色々出てきてましたが、 デップーこそがグレーの極みであり、この作品のための布石だったのかとすら思えますね。

監督は長編作品は初となるティム・ミラー。 日本版wikipediaにもまだ載ってません。

VFX業界出身のこの監督、スコピルドラゴンタトゥーの女(レッド・ツェッペリンカバーのオープニングサイコー!)など様々な作品に携わってきたからか オープニングからヤラれっぱなしの映像美です。 キャラクタのビジュアルもばっちしで、あのデッドプールは主人公とは思えないような面構え。 ってあれ、自作した設定だったんですね、すごいよく作れてるな・・・。

ザック・スナイダーのようなビジュアルオンリーにならずちゃんと作品を全体的に試行錯誤しているようで、 上映時間が108分と短めなのも、低予算への対策や中だるみの防止だそう。

主演を務めたライアン・レイノルズは、 グリーンランタンで大ゴケしています。 制作費が2億ドルだったのに対して、興行収入は2億2,000万ドル。 制作費の2倍の興行収入があれば、ペイできるという基準を参考にすれば、大赤字ですね。。。

まさにデッドプール寸前だったライアン・レイノルズ、 今作は、 制作費5,800万ドルに対して、興行収入はなんと7億6,000万ドル!しかも現時点で、です。 10倍以上稼いじゃってます。次回作も決まって大逆転劇ですね!

そんな絶好調なデップーですけど、前述のとおり元はただの人間で、 まあ紆余曲折あって、不死身な(ピッコロみたいな)カラダを得ることができたんです。

まあ、それがこのデップーの特殊能力なんですけど、それ以外って普通の人間なわけです。 なのに、めちゃくちゃ強い。動けるしパワーもそれなりにあるし、なんでだ?と思ったんですが、 実践を繰り返したから、という結論に至りました。

不死身だからこそ恐れるものがないんですよね。 仕事でも、スポーツでもそうですけど、上達する近道はたくさん経験をかさねることだと思います。 ただし、現実問題、失敗は常に付きまとうもので、その失敗に対するリスクを考えるとなかなか躊躇しますよね。 極端な話、失敗=死だったら絶対に失敗できないわけで。 「失敗を恐れずにやってみっか」、なんて安々とできない。 でもデップーの場合、それができちゃうんですよね、不死身だから! 彼の強さや能力というよりは、失敗してもどうにでもなる環境が一番うらやましかったりして・・・。

映画は、2D、3D、IMAX3D、4DXといろんなスタイルで上映されていますので 見比べるのもありかと、あとは吹き替えが意外と面白いらしいのでそっちも興味があります。 劇中にいろんな映画がネタやゴシップネタも入ってきます、どこまでわかるかを楽しむのもありです。 とにかく最低でも1回は観ましょう。

原作の漫画は読んでいませんが全然楽しめました。 次回作も決定しており、強力なライバルが出るみたいなので、色々予習復習する価値はありそうですね!

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余談ですが、映画の予告編で使われている音楽が劇中でも使われます。 意外と珍しいんじゃないでしょうか?

salt n pepaの曲とか、ゴールデンエイジ感プンプンでいいですね。


Salt N Pepa - Shoop (DEADPOOL TRAILER VERSION) HD